マニアの屈折

来年2月のステージに向けてのリハーサルがスタートした その翌々日に、原動機付き自転車でコケてヒザを負傷。2週にわたって不参加となったことは、多くの振り付けがなされる序盤でのスタートダッシュに失敗したという個人的な失敗のみならず、共演させていただく皆さまにご迷惑をかける、舞台に臨む者としてあるまじき失態であり、その自戒の念をこめ、恥を忍んでblogや口頭で皆さまに告白・ご報告いたしました。

(硬い文章で書くと政治家のお詫びみたいでウソっぽい)

ですが(と、またいつものパターン)、マニアの性とは愚かなもので「ヒザが痛くて踊れない」というキーワードからでも、アタマの中の偏ったライブラリから、ほぼ自動的に或る映画とそのワンシーンを呼び起こしてしまうのです。

『Three Little Words』(邦題;土曜は貴方に)は、コメディアンのレッド・スケルトンと、僕が大好きなヴェラ=エレンがフレッド・アステアと共演する1950年のハリウッドミュージカル。

アステア演ずるは、手品師になりたかったダンサーで、とある理由から作詞家に転向するという風変わりな設定なのですが、これは実在した人物でバート・カルマーというお方。

まぁ ここではこれ以上のストーリー紹介は割愛。

実は、アステアが役の中でダンスから身を引き作詞家になる理由――それがヒザの負傷なのです。

何かの加減で「イテっ!」とヒザを擦るたびに脳内再生されるシーン・・・そういえばあれはどっちだったかなとDVDで確認してみると、同じ右足!

不謹慎ながら、ニヤリと苦笑したことを白状いたします。

僕はといえば、その後 順調に回復し、幸いにも舞台の降板やダンスそのものを諦めるという事態には至りませんでした。

クッシンはまだ痛いですがコッセツしなくてよかった。。。クッセツしたマニアの本性は治りそうもありませんが。

(黙って反省してろ!)

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